建物解体におけるアスベストの除去は、十分行われていない事例が多く問題になっています。

 

①事前調査が十分行われない。

②飛散防止策を十分とらない。

③アスベストを除去したうえで解体工事を行わない。(取り残しがある)

 

様々な問題がありますが、現在のしくみでは、安全な工事が行われていのかどうか確認することが非常に困難です。

 

近隣で、建物解体の後、マンション建設が行われることが判明し、事前の話し合いを続けています。

 

その中で、安全なアスベスト除去のために、アスベスト除去後、建物の内覧をさせてほしいと要望しています。

 

アスベスト除去後の内覧を要望している理由は、成形板などのアスベスト含有建材を除去せず、そのまま、ミンチ解体と言って躯体とともに解体する事例が多いためです。

 

大田区の特別養護老人ホーム建設現場における解体工事でさえ、私が近隣のかたからご連絡をうけて現場に行ったところ、波型スレート(アスベスト含有建材)が敷地にばらまかれていました。

 

解体費用を出来るだけ削減しようとする結果、アスベスト対策を行わないという事例が増えているとみられています。

 

近隣の解体工事は、先日、解体前の内覧があり、飛散性アスベストは無いと確認できたそうです。

 

成形板の手壊しの後、内覧をして、アスベスト成形板の無いことが確認できれば、水を十分にまくことで、防塵対策を十分とっていただきながら、安心して解体をしていただくことができるでしょう。