大田区をリニアが走ります。
地下100m。それよりもう少し浅いところかもしれません。
東雪谷1-5には非常口も作られ、工事が始まるとそこから残土が搬出されることになります。

この非常口と残土の問題について、テレビ朝日の取材を受けました。撮影当日は、プロレスラーの高田延彦さんが来ました!
冷たい雨の降る中の取材でしたが、どこに問題があるのか真摯に聞いてくださり、一緒に問題を考えました。

リニアの問題は、地下を走るため、なかなかその問題が伝わりません。

しかも大深度地下法と言うのがあり、「わたし」の家の地下100mだと、「わたし」のものじゃなくなって、勝手に工事できてしまうのですね。

大井川の水が抜けてしまうのじゃないかとか
活断層を通るから地震はどうかとか
電磁波はとか

日本一美しいと言われている大鹿村の自然も破壊されてしまうとか

http://www.vill.ooshika.nagano.jp/photogallery/4th_photo/yuushuushou/

http://www.vill.ooshika.nagano.jp/photogallery/3rd_photo/yuushuushou/

心配は色々ありますが、大田区で気になることの一つが残土の安全性と搬出入の問題です。

JR東海の調査で上池台の調査地点から、基準値以上のヒ素が測定されています。
自然由来のヒ素は地面の中にあるときは安定していますが、掘り起こされると空気と反応して有害になるのだそうです。

ヒ素は測定して初めてあるかどうかがわかります。
ヒ素が無ければ、残土=土ですが、ヒ素が検出されれば産業廃棄物として処理しなければなりませんから、処分場をどう確保するかという問題も出てきます。

JRは工事しながら測定し、適切に対応すると言っているわけですが、どのくらいの頻度で測定し、有害物質があったらどうするかは明らかになっていませんので心配です。

そもそも、600万㎥近い残土の処理も、どこでどう処理するか明らかになっていません。

トラックのはん出入は、多い年だと1時間に平均38台。
これが延々一年間続くとJRの資料に書いてあります。

しかも、現場から中原街道に行くまでの間に、方向転換のために南千束か東雪谷の住宅地の中を通るようなのです。
このことについてもJR東日本に聞いたのですが、まだ決まっていないようで、工事説明会で説明すると言っています。

現場北側の南千束は、区内有数の風致地区。東雪谷も閑静な住宅街です。

元プロレスラーの高田延彦さんも一緒になって心配して下さいました。

ところが残念ですが、取材した番組は別の報道をしなければならないということで報道されませんでした。

伝えたいことはなかなか伝わらない時代です。

知りたいことはなかなか知ることができない時代ということでもあります。