新年会でお隣の世田谷区の保坂展人区長と同じテーブルになったので、気になる「保育士の家賃補助」についてうかがった。

世田谷区は、不足する保育士の確保のために、月8万2千円の家賃補助にのりだしている。
住宅費の高い都心部で月8万2千円の家賃補助は大きい。

既に横浜市が実施しているようだが東京都では世田谷区が初めてだという。

http://www.asahi.com/and_w/life/SDI2014122434051.html

気になったのが財政負担だったが、1/2(50%)は国。残りの半分(25%)を東京都。更に残りの1/2(12.5%)を事業者と世田谷区で負担するので、世田谷区の負担は保育士一人当たり月1万円程度だという。
国の補助金をあてにした再開発などは財政負担を増すため賛成できいないが、もともと健康で文化的な最低限度のくらしを国が補償しなければならない日本において国の責任であるはずだから、こういうのは、どんどん取り組んでほしい。

保育士の不足は世田谷に限ったことではなく、待機児の発生している多くの自治体で保育士不足は生じている。
そして、待機児は都市部の課題でもあるので、どこも、家賃が高い。
保育士にとってみれば、せっかく得た収入も家賃に飛んでしまうため、家賃補助はありがたい。

これで、世田谷区の保育士確保は一歩も二歩も他自治体を先んじることになるのではないか。

逆に、何もしていない大田区と世田谷区とで保育士確保に差がつくことになりはしないか。良い保育人材を世田谷区にとられてしまったり、大田区の優秀な保育士が世田谷区より収入が少ないといった納得できない状況が生まれるかもしれない。

「保坂区長は、大田区もするでしょう」と言っておられたが、予算発表の時に公表するのだろうか。

早くしないと4月からの保育人材確保に間に合わないのではないかな。