予算議会を終えて このまま「『賃金を自分で決められない労働者』でしか生きられない社会」にして良いか

令和6年(2024年)度予算の議会が終わりました。

今の政治が解決すべき問題を、
また、新たな観点から、区民のみなさまに問題提起できたのではないかと思います。

 

このまま「『賃金を自分で決められない労働者』でしか生きられない社会」にして良いのか

 

過去の決算から本予算を分析した時、見えてきた「多くの区民の現状と未来」は、

 

巨額な増税負担を課され、
増税のたびに増収分のほとんどを、、社会資本(=公共施設や道路や公園や橋梁や土地や開発)に税金を投入され、
最後は、物価高に誘導されて、

金融資産、固定資産まで吸い上げられようとしている姿です。

もちろん、この間の物価高と収入の関係から、
良い収入、安定した収入が期待できない社会になってきていることは
感じていらっしゃると思います。

 

大田区が答弁した通り、賃金は企業の経営者が(株主の意向をふまえ)決めるのです。

 

所得が減り、
金融資産を最後の最後まで吸い上げられる

その過程にあるのが、ベーシックインカムです。

どこまで下げられるか
税の力を借りて値踏みするのでしょう。

元手がありませんから
個人事業主にも
企業の経営者にもなれません。

銀行だってお金を貸してくれないでしょう。

 

ベーシックインカムは、みんなが、資本家でなくなるまでの、
過渡期の政策では無いでしょうか。

全員が、低賃金労働者になったら、あえて、税金で再分配するベーシックインカムは、必要はありませんから。

 

私が、いま、みなさんにできることは、

このまま「『賃金を自分で決められない労働者』でしか生きられない社会」にして良いのか

 

と、問いかけることです。

 

今の与党の政治も、野党の政治も、それを進めていけば、

「『賃金を自分で決められない労働者』でしか生きられない社会」

になっていきます。

私は、
意欲と才能のある人が、
商売を始めたり

企業で能力を発揮し、
高収入を得て経営陣に入り込むチャンスが

日常的に
そんなに珍しいこととしてではなく、
可能な

そう、例えれば、

昭和のような社会が、いいなあ、と思いますが、みなさん、どうでしょう。