大田区は、165億円の土地を買って大田区民のために使わず、50年間企業グループに貸し出します。大田区が使わない土地に区民の税金が165億円も使われるのも問題ですが、貸し出す金額も安く、使用目的にも様々な心配や疑問があります。羽田空港跡地購入に関わる、気になる問題についてレポート、その1です。

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6月に165億円も払って買った羽田空港の跡地ですが、当初予算ではなく、たった一にの臨時会に補正予算として提案され、その直後の第二回定例会で議決したのはご存知でしょうか。

165億円もの高額な土地購入の是非を、たった一日の審査で決められるでしょうか。

大田区は、当初予算に計上できなかったと言いますが、昨年の7月に、国に土地購入の要望書を出しています。しかも、購入希望時期は平成30年6月。

国からは9月に了承を得ていますから、予算計上できたはずです。

予算計上しても、予算通りにいかず、修正することはよくあることです。

■平成29年7月7日に国土交通省東京国空局長宛で普通財産買受要望書
  ●羽田空港跡地 54,710㎡(仮換地で32,385㎡)

  ●契約希望時期 平成30年6月

大田区が行わせた不動産鑑定は、国の鑑定に比べ簡素ですから、昨年7月に購入を決めてすぐ鑑定に出せば、当初予算に十分に間に合ったはずです。

区民に喜ばれる自信のある土地購入なら、規模も価格も大きく、当初予算の目玉にすればよかったのです。まるで、人目を避けるかのように臨時会の補正予算に計上した羽田の跡地は、予算計上の時から問題がありました。