平成29年度大田区一般会計予算案2,618億5千万円余前年度比約45億円増が公表されました。これは、過去最高規模で大田区はこれを積極予算と評価しています。

2月17日に始まる第一回定例会に上程され、予算委員会で審議していきます。

歳入予算の概要をざっと見て感じるのは、非常に無理をして組んだ予算だなあと感じます。
主な財源が借金と貯金取り崩しと値上げだからです。

大田区は平成29年度予算を過去最高規模の積極予算と評価しているようですが、
対前年比45億円増の要因を歳入でみると、区債と基金、つまり、借金と貯金取り崩しで30億。国や東京都からの交付金で11億円。使用料手数料の値上げ等で15億円。

特別区税は11億円増収ですが、人口増による部分も大きいのではないかとみています。
それ以外は、国や東京都など依存財源や借金と貯金取り崩し、値上げによるものが大きく、借金や貯金を取り崩してまで取り組むべき事業かどうかが一つの予算評価のポイントになると思います。

一方で、アベノミクスの唯一の効果とみているのが株式配当などの利益の増加ですが、それらから得られる、利子割交付金、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金等歳入は13億円減っています。格差拡大と言われていますが、富裕層の財源ともいえるこれらの財源が減っていることもきちんと点検・評価していきたいと思います。

平成29年度大田区一般会計予算案

平成29年度大田区一般会計予算案(歳入)