大田区におけるリニア工事着工の地元説明について

各地でリニア工事が着工していると聞きます。
大田区では、東雪谷に非常口ができる予定です。
掘ったトンネルの膨大な量の残土が、その非常口から排出されることになるため、

◆環境影響評価で指摘されていたひ素の含まれる残土が出た場合どうするのか。
◆出た土砂は、どう搬出されるのか、その経路。
◆たくさんのトラックは、セキセイにあたり、どこで待機し、搬出するのか
◆それらの、汚染物質の測定方法
◆大気汚染の計測の有無
◆トンネル立坑の掘削、トラックへの積載、トラックの運行における、騒音、振動、大気汚染などの影響とその測定

等々、気になることがたくさんあったので、どうなっているのか進捗状況を大田区公共交通企画に電話したところ、JRから連絡は来ていない、直接JRに聞いて欲しいと言われ、電話して聞きました。

JRからは平成29年度中に警視庁の舎宅を解体し、平成30年度に着工の予定だそうです。

これまで、区民向けの説明はアプリコで行われた一度だけ。
それ以降は、地元町会に二度行ったそうです。

地元町会だけが対象ですと、トラックの搬出入に影響する地域には伝わらない可能性がある上、町会は任意団体で全員が参加していないためそれをもって、地域の声とするには無理があります。

今回の説明会はどうしますか、と伺いましたところ、地元大田区と協議をして決めるということでした。
そこで、
町会だけでなく、対象を広くとって説明会を開催して欲しいとお伝えしたところ、名前を聞かれました。

名乗らなければ意見を言えませんかとお尋ねしたところ、そのようなことはありませんと言ってくださいましたが、せっかく聞いてくださいましたので、お伝えしておきました。

名乗ったのですから、大田区ときちんと協議して欲しいと思い、大田区にも事の経緯を伝え、説明会開催のあり方については、地元に広く説明するよう要望したことをお知らせしておきました。

東雪谷非常口の上物解体、着工の説明会のあり方はどうなるでしょう。