「やっぱりあきらめられない民主主義」内田樹×平川克美×奈須りえ 今日発売!です。
参議院議員選挙に間に合いました!

南晴病院越智祥太院長から感想をいただきましたので、掲載させていただきます。
*今日(6月27日)発売で、感想一番乗りです。
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『やっぱりあきらめられない民主主義』大変面白く拝読致しました。
東京丸善の棚に平積みで出ていました。
大田区という場に身を置き局在した事で、逆にグローバルに普遍的に民主主義や資本主義の課題を考えられたと思います。
内田樹が大田区出身とは存じませんで驚きました。恐妻ぶりや武道と思想の個人発達史的な秘密をここまで明らかにした本はないと思います。物凄くガテンがいきました。
旧友と故郷と奈須さんの力は大きいと思いました。
民主主義にも様々な形があり、共和制民主主義は時間をかけ合意形成し時間が解決するシステムで、昨今の民主主義はグローバル資本主義が内在化し独占資本主義化する様に独裁制と親和的になりつつあるという提示は、非常に啓発されました。
村落共同体を熟議のモデルとする内田樹の理想化には、退出困難な村八分的圧制下の妥協や封殺が行われ現代日本の差別構造に繋がる問題を否認するコミュニタリアンな視座を感じ、其が実は右翼とも親和性のあるマッチョな武道家の内田樹の危うさを明かしていると思いました。
また株式会社サラリーマンとして米国を市場の代りに後ろ楯として依存する発想が日本人の総意となったという話は、実際街で感じた根源的な依頼心、其こそ村落共同体的なお上任せ風任せ長いものに巻かれる依頼心とは大分異なり首肯出来ませんが、新自由資本主義の内在化過程の仮説自体は大変面白く拝読致しました。
とても面白く分り易く素晴らしい本だと感嘆致し、知人にも推挙したいと思いました。
選挙前に出版が間に合った事は素晴らしかったですね。
平川克美さんという面白い方が品川区(隣町珈琲)で喫茶店をなさっているという事も初めて知りました。一度伺ってみたいと思いました。
ご活動お疲れさまです。