大田区議会で意見を述べることを制約しようという動きがあるのはご存じだろうか。

選挙で選ばれた議員は、様々な場面において、発言をすることで区民を代弁する。特に、議会での発言は、議員の最も重要な発言の場だ。ところが大田区議会において、議場における議案の質疑や討論を制約しようとする動きがあるのが気になっている。

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大田区議会議会運営委員会で、

①本会議で質疑に意見が多い
②討論、逸脱している
③発言に責任あるので逸脱すれば議長が注意すれば

といった意見がでていて 12月15日16時〜、自民、公明、共産、民主が、このことについて会派の意見をとりまとめ話す、と議会事務局から聞いた。

そこで、議員のバイブルともいうべき、「議員必携」であらためて「質疑」と「討論」について確認してみると以下のように記されていた。

【質疑】
「質疑」は議案審議の段階で最も重要
・自己の意見=賛否を述べることはできないが、自己の見解を述べないと質疑の意味をなさないものまで禁止していない

【討論】について簡易な議案で特に反対者がいない場合も討論は省略できない。それは、議会が言論の府であって討論を十分尽くすべきであるからそのものを省くことは適当でない。
討論の目的は、自己の意見に反対する者及び意見を決めていない者を自己の意見に賛同させることにある。
したがって、簡単な賛成、反対の意思表示は討論とは言えない わけで、賛否の理由を明確に述べながら賛否を論議するべきものである。

◆賛成、反対を言ってはならないが、討論で自己の見解を述べることまで禁止していない。むしろ、賛否の理由を明確に述べながら賛否を論議すべきものとしている。
◆討論を十分尽くすべき。
◆簡単な賛成、反対の意思表示は討論とは言えない。
大田区議会が言論の府として、十分な質疑、討論ができる場であり続けることを望みます。