奈須りえが本を書きました!『フェアな民主主義へ 地方自治のリアル』

これまでのおもな議会活動を本にしました。

 

フェアな民主主義へ 地方自治のリアル

 

大田区から見えてきた、日本の政治の本質

《ここに書かれている地方自治の実相は私たちを愕然とさせる。でも、奈須さんは抑制の効いた筆致でその現実を伝え、独力で行政の理不尽に立ち向かっている。奈須さんがいることで大田区民は少しだけ安堵してよいと思う。》――内田樹

小泉構造改革によって進んだ地方分権・民営化・規制緩和は、私たちの暮らしに何をもたらしたのか? 公共施設の営利的利用、説明不足の大規模開発、企業を監督できない行政、議論がつくされない議会運営……そこには、国政にも通じる課題があった。 国家戦略特区・大田区を長年みつめてきた区議会議員が、地方自治体から「フェアな民主主義」をいまこそ求める!

活動をふり返る中で、あらためて突き付けられたのは、意思決定に主権者の声が反映されない政治の理不尽さです。

主権者として、政治に参画できない、形骸化した民主主義に、私は一貫して声をあげていたのです。

本を読み、選挙と多数決に特化した民主主義から、「フェアな民主主義」にするために、一人ひとりが何をすべきか、考えるきっかけにしていただければと思います。

内田樹さんから寄せていただいた本の帯文をご紹介します。

ここに書かれている地方自治の実相は私たちを愕然とさせる。でも、奈須さんは抑制の効いた筆致でその現実を伝え、独力で行政の理不尽に立ち向かっている。奈須さんがいることで大田区民は少しだけ安堵して良いと思う。

内田樹 神戸女学院大学名誉教授