ボール遊び禁止の看板がいたるところに立っている大田区の公園。確かに剛速球でキャッチボールしてたら困るけど、「ボール遊び禁止」は行き過ぎではないか。

機会あるごとに、発言していたのに、大田区は、条例で迷惑行為や危険行為を禁止する改正をしてしまいました。

奈須りえは、この条例改正に反対しました。なぜ、賛成できなかったのかご報告します。
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第62号議案から第65号議案について反対の立場から意見を申し述べます。

これらの条例は、公園の利用について、迷惑や危険を理由に使わせない条項を盛り込むものです。

確かに、公園の使い方で数多くの問題が起き、使用に一定の制限をかけたい状況は理解できます。

しかし、迷惑や危険を条例に明文化すれば、その条文をたてに公園利用を制限する声が大きくなることが心配です。

 

公園におけるデモや政治集会などの利用を管理上の理由で制限する動きが目立ってきています。

大田区は、デモなど政治や思想信条に関わる利用について、危険や迷惑で制限することはしないと言っていますが、であればなおさらに、条文で「危険」や「迷惑」行為で制限できるとせず、ガイドラインなどで迷惑行為を列挙して制限すべきです。

大田区の担当職員は数年で入れ替わり、たとえ委員会で「デモなど政治や思想信条に関わる利用について、危険や迷惑で制限することはしない」と約束したとしても、担当が変わっったとき、「委員会の議事録」と「条例に明記された文言」とどちらが優先されるでしょうか。

資本主義が進むことで、地域のコミュニティーが崩壊してきています。
こうした状況下で、会話や対話なく、「条例」と「看板」で規制しようとすれば、公園はますます迷惑施設になりかねません。

まちづくり条例で自治会町会に承認をお願いする条例改正案を出していますが、公園の利用について、自治会町会、地域住民などが日常的に話し合える場を作ることこそが地域の公園をよりよくするうえで重要で、コミュニティーの再生にもつながります。

よって、迷惑、危険で公園利用を制限する条例改正に反対いたします。