大田区の生産年齢人口と納税義務者数と税収から見える区民などの暮らし
政治は、私たちを幸せにしてきたでしょうか。
私が初当選した2003年から今日までに、大田区はどう変わってきたでしょうか。
たとえば、2005年と2020年を比べると、大田区の
人口は、5%増え
住民税の納税義務者数は1.27倍、税収は1.35倍になっています。
生産年齢人口(15才~64才)は1万人減っていますから、より高齢者や女性や外国人が多く働くようになっていることが推測できます。
納税義務者数が1.27倍に増え、税収が1.35倍になっていて、この間、収入は増えていませんから、一人当たりの税負担が重くなっていると見るべきだと思います。
人口 生産年齢人口 外国人 納税義務者数 住民税収
2005年 665,674人 471,448人 11,611人 335,544人 53,655,361円
2020年 704,284人 461,108人 24,122 人 429,330人 72,753,046円
2021年 733,672人 430,351人 72,393,127円
納税義務者数の増え方以上に、税収が増えました。
各種の税制改正により、控除が減って、税負担が増えました。
老年者非課税措置の廃止、年金特徴、配偶者控除及び配偶者特別控除の見直しなどは、
税負担が増えるとともに、高齢者や女性を働く方向へ誘導するという側面のあった税制改正だったと思います。
働いて、豊かになったでしょうか。
働かなければ、生活を支えられなくなってきている、それを政治が作ってきたのが小泉構造改革以降の日本ではないでしょうか。