面白い企画に参加しました。

参加者は、
おときた駿 人気ブロガー都議(みんなの党 Tokyo)
宇都宮けんじ 元日本弁護士連合会会長、都知事選次点候補
山内和彦 映画「選挙」「選挙2」の主人公、元自民党川崎市議
奈須りえ 市民政策アナリスト・前大田区議
宮部彰 「みどりの選挙&政治スクール」講師

都政についてぶっちゃけトークしてください!というわけで、あれこれお話ししました。

企画後に、セクハラヤジの問題がおきましたが、そのことについては、おとたさんがたっぷり話してくださいました。

「地方自治体政治のしくみ」や「都政の特徴」についてパワポで説明しながら、都度、「で、実際どうなの?」「それって、??、!!でしょ」みたいな話をしました。

①国政と都政(市区町村の政治)の違い
国政は議院内閣制と言って、最大会派から内閣総理大臣を選ぶので、国民が直接投票していない。
市区町村は、二元代表制と言って、首長と議員は二つの別の選挙で選ばれる

②議員って何してる?
立法機能
陳情や請願
チェック機能
年間の議会や委員会日数

③議会質問って?
シナリオ通りの質問って?
質問は役人に書いてもらってる?

③いくらもらってる?何に使ってる?
報酬は?政務調査費は?

④議員は少ない方が良い?

⑤東京都の予算規模、職員の人数?

⑥その他あれこれ

私は、大田区という平成26年度予算で2400億円規模の議会の議員をしてきました。

年に4回の定例会と1回の臨時会、ほか、予算、決算委員会、月一回程度の常任委員会・特別委員会で、予算や議案をチェックするのは、とても大変でした。
大田区議会50人の議員が、議会活動を「きちんとしていても」おおまかな内容しか書かれていない予算書だけでは、税金の使い道をチェックするのはむずかしい。

さらに、それを調べようとしても、十分な情報はなかなか出てきません。

それが、昨年の秘密保護法でイロイロなことが「秘密」指定にでもなったりしたら、さらに調査は難しくなります。

それが、東京都となると、出される議案は年間300にもおよびますし、陳情の数も膨大で、年に200~300もあるそうです。
平成22年には、青少年育成条例を決めたこともあり、陳情の数は1000を超えています。

都政は、都民の生活に大きな影響を及ぼしますが、国政への影響も少なくありません。
人口1300万人と多いだけでなく、13兆円というスウェーデンの国家予算に匹敵する予算規模も関係しています。

13兆円ものお金が動く東京都は、大田区の予算書のように一般会計で1冊にまとまっているのではなく、各局ごとに予算が示されているので、膨大な量になるそうです。
今回、都政について調査した方は、予算書は何冊あるかという質問には答えてもらえなかったと言っていました。

おときたさんによれば、都議の受け取る紙の資料は、年間40万枚にもおよぶそうです。
紙の量が多い弁護士の宇都宮さんも、弁護士より多い!と驚いていました。

局は25、特別会計15、公営企業会計11。総額13兆円の使い道が適正かチェックするのはたいへんです。

しかも、質問の機会も少なく、議員一人で年間10分程度と聞きました。

そのうえ、事前に東京都と事前すり合わせをして、委員会の発言ですら、一言一句調整が入るそうです。中には、役人に原稿を書いてもらい、先生、今回はどの質問で行きましょうか?などとそこから選ぶ議員もいると言う話しです。

事前調整しないで質問すると、「良い」答弁がもらえない、資料を出してもらえなくなるといった話も聞きました。

それでも、都議会議員は、年間2400万円の報酬を受け取っています。
質問時間10分、事前調整をしてシナリオ通りの原稿読み上げ大会で、セクハラヤジ付き。これでいいのでしょうか。

自民党、民主党を中心に行う海外視察は、一人当たり200万円にもおよびます。
報酬に見合った仕事はできているでしょうか。

これでは、議員の数が多い、報酬が高すぎると言う声がでてくるのも当然です。

しかし、だからと言って、議員数を減らし、報酬を減らして議員に良い仕事をしてもらうことができるでしょうか。

年間予算規模13兆円、16万5千人の職員をかかえ、伏魔殿とも言われる東京都。

問題は、議員は働かないから減らすのではなく、働いてもらうようにするところにあると感じます。

トークはもっとリアルで、生々しかったので是非ご覧いただきたかったのですが貼りつけた動画だと一部しかごらんいただけなくて残念です。

あとは、IWJの会員になるとご覧いただけるようです。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/149718