2017年大田区議会第二回定例会を終えて
第二回定例会が終了しました。
考えて考えて、私なりの議案に対する態度を決めました。正直、へとへとになりました。
でも、中途半端で済ませられないのです。
どうにも、意図や本質がすぐには見えない議案もあります。時間との闘いです。態度を決めるまでに議員に与えられている時間はそんなに多くはありません。
今回ですと、議案送付が6月7日。すべての議案と陳情の態度を決めるのが6月22日。それでも、あきらめることなく考え続けると、奇跡的に道筋が見えてきます。そんな感じで毎回の議会に取り組んでいます。
今回の議会について報告します。
第二回定例会に提出された議案の態度を一番下の表でお示しします。
態度の別れた議案について、議会のHPのリンクもはっておきます。
グレイの網掛け部分が、フェアな民主主義奈須りえの態度。黄色の網掛けは、そのうち、賛成、反対の理由について討論した議案です。
奈須りえ一人で反対している議案については、ぜひ、その理由を知っていただきたいので、一つ一つ、アップしていきます。
よく、反対ばかりして、という批判を受けますが、反対している私から見れば、賛成ばかりして、という風に言いたくなります。
反対には理由があり、そのために討論して、反対の理由を説明しています。
批判する前に、反対理由についての明確な反論をいただきたいものです。
本来、そこから議論が始まるはずなのですが、議員同士の議論が出来ない議会のシステムにも問題がありますが、そもそも、賛成議員は賛成討論しない。
行政の説明に賛成しているのだから、それでいいということのようです。
賛否分かれるのだから、賛成討論もした方がいいと私は思うのですけれど。
【1】第二回定例会は、外郭団体の報告の時期です。
大田区には、地方自治法上議会に報告すべき以下の外郭団体が6団体あり、その団体についての経営状況が報告されました。
・大田区土地開発公社
・公益財団法人大田区文化振興協会
・公益財団法人大田区体育協会
・公益財団法人大田区産業振興協会
・株式会社大田まちづくり公社
・一般財団法人大田区環境公社の経営状況に関する書類の提出について