山王小学校隣のフロントの無いホテル計画説明会第二回(1月25日)

1月23日日に引き続き第二回目の説明会が1月25日(日)に開催されました。

山王小の同窓会、PTA、自治会、地域住民など様々な立場の方たちが、第一回同様、キッパリと計画に対しての反対の意や不快感などを表明しておられました。
山王小学校校長も熱心にメモをとっておられました。

昨日、新たに明らかになった問題点は、
①周辺への説明が終わっていないにもかかわらず旅館業の申請を行なっていないこと
②申請書類記載の学校までの距離は敷地に接しているので0mのはずだが、50mになっていて、事実でないこと
など、申請の不備や申請の要件を整えておらず、申請は無効で出し直しが必要では無いか。
と言うことでした。
特に、
●隣接する山王小学校には、保健所から説明してもらえる(から事業者は説明しなくてよい)と言う理解
●事業撤退など今後どうするかを保健所と相談して決めると言う認識
は、この事業者が、保健所を事業パートナーか何かのように認識しているような印象を受けました。

実際、
●このホテル事業についての教育委員会の意見について、大田区が黒塗りして意見を一部出さないこと
●地域への説明資料と範囲、日時がわかる資料を求めても、事業者が配った資料を出さないこと
●ホテルから学校までの距離が50mと書かれた申請書を 、修正を求めず受け取ったこと
●定員7人、13人の部屋のトイレ数が法令基準に満たないのに申請書を受理していること
など、事業者の問題にとどまらない大田区の不備も見えてきます。

怖いのは、今回、私が情報公開請求したことで不備が明らかになりましたが、大田区のチェックだけでは、不備の指摘さえ出来なかった可能性があることです。

住民の中には保健所は住民や学校より、業者よりなのでは無いかと疑っている方もいますが、そうした疑念の余地がある事務を行なっているので、問題です。

2回目の説明会では、私も前列に座るよう促され、法令や事実関係で、私が事前に調査して知り得た情報を発言しましたが、促していただき発言させていただいたことで、理解のお役に立てたなら嬉しいです。