羽田空港飛行ルート変更問題は、大田区長選挙の重要な争点です
羽田空港飛行ルート変更問題は、大田区長選挙の重要な争点です。15時から19時の問題だけでなく、基本的な安全と環境を守っている文書での約束を継続するか破棄するかの問題だからです。
羽田空港飛行ルート変更問題は、区民の安全と環境を大田区が守るか、空港移転は区民のためだったのか、税金の無駄遣いだったのか、を突き付けています。結果としてこの約束は、区民だけでなく、首都圏の住民の安全を守っているわけです。神田順さん以外の現区長、もう一人の若い候補では、今の流れを踏襲し、さらに悪くするのは、議会での発言、態度をみれば明らかです。
区民の安全と環境を守るため、今の飛行ルートは、細かい約束を国と交わしています。
この文書の約束が、24時間、国際線も飛ぶ空港になってしまった羽田空港を
①深夜早朝は飛ばない
②大田区に近いA、B、滑走路はできるだけ飛ばない。
③大田区に近いB滑走路は、陸に向けて離陸しない
ようにしています。
今の区長は、この約束があることを大田区民に隠してきました。
約束を守りたくないから、都合の悪い約束は、隠してないことにしたかったのではないかと邪推したくなります。
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この問題を知って奈須りえは、羽田空港の対策の経緯を記している冊子を過去から読みました。
ところが、この約束を書いてある平成22年23年頃の冊子だけが無かったのです。
●議会図書室に無くて、議員が持ち帰ったのだろうと言われました。
●空港まちづくり課にも無くて課長からわからないと言われました。
●大田区の資料コーナーにもありませんでした。
私は、大田図書館の蔵書から探して、文書の存在を知りました。
交わした約束を変える場合には、大田区と国とは協議することになっていますが、飛行ルート変更が提案されて5年がたとうとしていますが、大田区は国との協議も始めていません
現在の区長が、区民の安全と環境を守っているこの文書を国に守らせようという姿勢が無いのは明らかです。
航空評論家秀島一生さん(左)と大田区長選挙に立候補を表明している神田順さん(右)