文言改正にとどまらない工業標準化法の改正に伴う「大田区手数料条例の一部を改正する条例」
工業標準化法が一部改正され “産業標準化法”に変わったための条例改正です。
手数料条例の「日本工業規格(JIS)」という文言が「日本産業規格(JIS)」に変わりますが、法改正そのものが以下のように問題であると考え、条例改正に反対しました。
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2019第二回定例会議案 クリックすると議案へ
第42号議案大田区手数料条例の一部を改正する条例
工業標準化法の改正に伴う文言整理(日本工業規格→日本産業規格)
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この条例改正は、工業標準化法が一部改正され “産業標準化法”に変わったための条例改正です。
手数料条例の「日本工業規格(JIS)」という文言が「日本産業規格(JIS)」に変わりますが、法改正は単なる言葉の変更だけではなく、JIS制定の手続きについて、審議会の審議を経ずに制定できるようにするスキームが追加されました。
利便性、生産の効率化、公正性、安全や健康の保持、環境の保全等を守るJIS規格を、手続きの迅速化のため、審議会の審議を経ずに制定するのは問題です。そもそもの工業標準化法の改正に意義を唱え、そのれに伴う条例改正であることから反対いたします。
加えて、委員会審議において、法改正に伴う条例改正であることから、この工業標準化法改正について発言しようとしたところ、令和の犬伏委員の発議した同義に自民党、公明党が賛成し、奈須りえの発言の機会を奪われました。法改正に伴う条例改正において、そのもとにある法改正を議論することを制限すれば、自治体は単なる国の下請けになってしまいます。より良い法整備のためにも自由闊達な議論を求めることを合わせて申し述べ、条例改正に反対いたします。