大田区議会第3回定例会 提出議案

区議会が始まりました。第3回定例会は長いです。決算の審議があるのです。
議案の読み方をご案内しようと思いましたが、審議のための調査などに手間取り、明日が議決になってしまいました。
決算にかかわる85~88号を除く議案について、明日、本会議場で一部討論とともに賛否を表明します。

安保法で、討論もより馴染みが出てきたのではないでしょうか。

私は、できる限り、なぜ賛成か反対かがみえにくいわかりにくいものについて、意見を表明し、それにより議論の深まることを期待しています。討論は、明日以降、報告させていただきますね。

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以下に送付された議案を添付します。

これに加え、行政からの数枚の資料だけで、議案の可否を判断しなければなりません。

圧倒的に判断材料が少なく、加えて、議決までの時間が短いので、この時期は、本当に大変です。
しかも、明日が議決ですから、明日までぎりぎりなやめればいいのですが、議会の進行上の慣例で、(議会事務局から)議決の3日前に判断を提出せよと言われます。

これは、議事順序を決めるためで、一つ一つ議決すればよいのですが、全員賛成とか、一人反対とか、同じ判断だとまとめて採決しようとするので、こういうことが起きます。

だいたい、議決の前に討論があり、場合によっては、この討論を聞いて賛否を変えますが、一緒に議決すれば、その中の一つ(一部)だけ賛成、反対ができなくなりますから、おかしなことだと思います。

ぜひ、議案をご覧になり、議案だけ読み、役人の説明を聞いても、なかなか、それが持つ意味や課題がみえにくいことを感じていただけると嬉しいです。

私は、荷物が多いといわれます。この時期特に多いのは、議案とその可否を判断するために集めた資料を持ち歩いているからで、区民の皆さんとお話しする機会ができると説明したりしています。

それを聞いて、探偵みたいと言ってくださった方がいます。

議員は区政の探偵かもしれません。

以下の議案について、明日、本会議場で賛成反対を表明します。
皆さんなら、これらの議案について、どう判断しますか?

議案を奈須りえがどう見て判断したか、その理由についても、少し落ち着いたらご報告しますね。

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今回上程された議案には、以下のようなものがあります。
85‐88
平成26年度決算(一般会計・特別会計:国民健康保険・後期高齢者医療保険・介護保険)

89-91
補正予算(一般会計、後期高齢者医療保険、介護保険)

92-97
マイナンバー(92、93、96)
地方公務員共済が厚生年金に一元化(94、95)
包括外部監査契約

98-102
工事契約
音響・照明購入契約
可搬消防ポンプ購入契約

103-107
埋立地の確認及び住居表示
開発に伴う特別区道の廃止と認定と変更

270311
共産党の議員提出議案
商店のリニューアルに補助金
270312
共産党の議員提出議案
寝たきり、認知症高齢者に補助金
houkoku2703
財政健全化法に基づく健全化判断比率の報告
専決処分などの報告