山形県の農家を訪れて
農家さんを訪ねて山形県に来ています。
私は、残りの人生、農民になってもいいかな?、と思っているのです。
議員は、
社会のシステムが見えて
あまりにも辛い現実を突きつけられているから
嘘をつかない自然を相手に
自分と大切な人の分だけ、食べ物を作る、晴耕雨読の毎日が理想です。
農民がそんな生易しいものでは無くて
へたれた私には、とてもじゃないけど、できなことは
分かっているのだけれど、
農民の暮らしを、久しぶりに見たくなりました。
そうしたら、
農業も経済になれ、と言われ続けているのだそうです。
経済になっても、日本で農業で暮らすのは
簡単なことではないそうです。
売れる付加価値の高いコメや野菜や果物を作っても
それで生活できる人は、ほんのひとにぎり。
国民を
国民の生業(なりわい)でなく、外国の農業産業、アグリビジネスに委ね、
国民の生業を奪う、今の日本は、
だれを、何を大切にしているのでしょう。
戦後の、いろいろな苦難を乗り越えてきた農家さんが
瀕死の状況です。
山形の農家を訪れたら、
ここでも、
日本の統治機構の欠陥を突きつけられています。