構造改革後の今、消費税減税すると、誰が得するか

構造改革で、個人事業主や中小の資本が激減し、相対的に大資本、外国資本の力が強くなっています。

そういう中で、消費税を減税しても、消費税分、物価が下がらず(大資本は物価を下げず)、逆に、大資本の利益が大きくなります。大きくなるのではないでしょうか。

ましてや、物価上昇傾向の今、消費税を減税したとしても、物価上昇の中に埋没させられて、しまうのではないでしょうか。

レジ袋廃止の効果が、環境悪化を抑止できたというより、スーパーなどの利益が上がったことに注目すると、この構図が見えてくると思います。

レジ袋の分、値段は下がりませんでしたし、その分確実にスーパーの利益は上がっていると思います。

 

去年の4月から企業の物価指数はあがっています。

原油高も、ロシアウクライナ問題も起きるずーっと前からです。

そして、去年から、企業は過去最高益です。

経済は、私たちの見えないところで、大きく動き、上手に利益をあげています。