政治が招く,給与と連動しない物価上昇

*政治が果たすべき「物価があがらないよう料金を据え置く」「上がっても公的サービスは安く提供する」「物価に見合った給与水準を維持する」と言った政治の役割が果たせていないことが、政治が給与と連動しない物価高の一因になっていると思います。

廃棄物手数料15%値上げ!

それに伴い粗大ごみや事業系ごみの手数料も引き上げられました。廃棄物処理料は全ての物価に影響するので心配です。

施設使用料・特別展上限など上げ
常設展と特別展を同時にご覧になる方が大半なので大幅な値上げです。区民の文化的な楽しみにも影響が及びます。

物価に連動しなかった公務員給与
2023年度公務員給与は、標準生計費が前年より下がったことを理由に物価上昇分が公務員給与に反映されませんでした。生計費の内訳を見ると住居費が大きく増えたため、食費や被服、保健医療、教育やこづかいなどを切り詰め生活の質を落として防衛しているのがわかります。官民格差是正の考えで決める公務員給与ですが、2014年以降官民双方の給与がほぼ下がっています。官民格差是正で公務員給与を下げれば、民間も連動して下がるということです。

 

国民健康保険料10%引上げ
昨年の3.2%5,438円を上回り、2023年度は6.2%10740円の引き上げです。コロナの受診控えの反動で総医療費が増加傾向にあるなど一人当たり医療費の増加が保険料の引き上げにつながっています。他の医療保険も同様の傾向があると思います。