大田区議会のデジタル化はフェアな民主主義のためになるか

実は昨年2月、大田区議会が速記を廃止しています。

 

私は、一人だけでしたが、速記と録音の併用を求め、廃止に反対しています。

 

過去に、委員会での発言をめぐり、録音を再生し確認しようということになったら、
2つの録音機が両方壊れて録音できていない、と言われた経験があったからです。

 

プロの速記者でも誤変換がありますが、業者への委託や、文字起こしのソフトでは、見過ごされる誤変換も増えるでしょう。

 

委員会資料もデータ配信で、
印刷する・しないは、各議員の判断です。

それでは、委員会資料は長期的にデータ保存されるかといえば、
4年を超えると削除されてしまいます。

容量の関係だそうで、デジタル化の良さが十分に発揮されるわけでもありません。

 

デジタル化は便利なようですが、併用してその良さが発揮される部分も少なくないと思います。

 

議会内のデジタル化は、
民主主義の民間委託のようにも感じます。