羽田空港航空機衝突事故で気になること
1月16日は、羽田空港航空機衝突事故後はじめての、羽田空港対策特別委員会でした。
いくつか気になったことがありますが、事故に関わり、2つのよくわからないことがあります。
【1】滑走路に犬がいても着陸やり直しをしている航空機が、なぜ、滑走路上の海上保安庁機の存在がわからなかったのか
●あるいは、JAL機が着陸態勢に入ったどのタイミングで海上保安庁機は滑走路内に入ったのか。
【2】航空機火災は3分で救出しないと機体が熱くなり救出できない、が発火?衝突?から18分かかっても無事だったのはなぜか
これらは、
大田区議会で羽田空港に関わり、報告を受け視察をする中、身につけてきたセオリーです。
この矛盾の解明こそが、あれほどの事故でありながら、JAL機乗客の全員無事という偉業を成し遂げた理由であり、今後にも生かせる部分だと思います。
国や大田区の報告や、大田区議会の他の委員の発言、加えてマスコミ等の報道を聴いていますと、国の作った想定に従い、マスコミの流す報道に印象付けられ、事故解明が行われていくのではないかと、危機感を持っています。
それでは、あれほど大きな事故が起きても、
大丈夫
というあいまいな安心感につなげてはならないと思います。
当たり前のこれらを含めた分析をしていただくことで、
事故の原因や、
あれほど大きな航空機火災でありながら、
JAL機側の乗客全員が 無事だったという理由を解明していただきたいと思います。
背景にある状況的な情報の圧倒的な不足、
航空機火災におけるセオリーとの矛盾、
市民=国民の声が無いコト、
飛行ルート変更の時に、あれほど集まった傍聴者でしたが、今回はマスコミも集まらず、たった6人でした。