今日は、その一回目。
区内を東西に分け、雨の中、西の施設を中心に見学しました。
大田区産業プラザPIOに集合し、バスで、空港や京浜島などの埋立地、大田スタジアム、臨海斎場、大森ふるさとの浜辺公園、海苔資料館建設地、こらぼ大森、大田体育館、京急連続立体交差事業などを見学しました。
【羽田空港・空港跡地53ha】
昨日から韓国(金浦空港)に続いて上海のチャーター便が就航し、羽田空港の国際化にもいよいよ期待の高まるところです。
跡地利用の問題とともに、フライト距離が2000km程度に限定される地域とのひとや物の流れに何を期待していくのか、戦略的に仕掛けていくのかは大きな課題です。
【臨海部の産業構造の変化など】
臨海部では、製造業が撤退し、それに伴い物流や産業廃棄物処理業が進出しているのがここ何年かの流れです。
大田区が、基幹産業として位置づけるか否かに関わらず、既に多くの産業廃棄物処理業者が埋立地を中心とする臨海部での事業を行っているのが現状です。
世界に誇る高い技術をもった製造業が更に、振興していくために、臨海部の土地利用をどのように位置づけていくのかもまた大田区の大きな課題です。
廃校となった小学校の跡地利用施設「こらぼ大森」は、地区民活動を支援する施設です。地元町会などを中心に区民がNPOを立ち上げ区と協働で運営しています。
他にも、建て替えの予定されている大田体育館や今年完成したばかりの「大森ふるさとの浜辺公園」、区民のスポーツ施設として人気の高い「大田スタジアム」など、区民の利用する施設を見学しました。
第一回の審議会において、大田区の現状を示す資料集が委員に配布されました。
それらと、二回にわたり行われる区内施設見学通じ、大田区の現状について共有しながら、いよいよ審議が始まります。
第二回の基本構想審議会は10月5日(金)18:00から大田区役所二階会議室で行われます。