紫外線と子どもの肌

 子ども用のプールに、屋根のついているのを見たことが有りますか?屋根というより、藤棚のようなかんじ。日陰を作っています。
 
 香港でも、オーストラリア人が多くメンバーになっている会員制のクラブは、たいてい子ども用のプールの上に日よけがついていました。
 オーストラリア人の子は、帽子の後ろにも襟首をカバーできる布のついたタイプの帽子をかぶり、半そで、半ズボンの水着で、日よけの下にあるプールを泳いでいました。
 
 オーストラリア大陸のあたりは、オゾン層の破壊が進んでいるからだと軽く考えていましたが、日本でも「紫外線は子どもの肌に良くない」という認識が広がり始めているようです。
 母子健康手帳から「日光浴」の表記が消えて「外気浴」になったのは1998年。海外の疫学調査では、10才までに浴びる紫外線の量が将来の皮膚ガンの発生率に大きく影響するという結果も出ています。
 
 真っ黒に日焼けして、外を走り回るのが、健康な子どもの証のように言われていたのも今は昔。
 紫外線の多い時期には、帽子や日傘などで紫外線をよけることが大切です。
 
 日本の学校でも、プールの上に日よけを考えなくてはならない時代に入っているのでしょうか。
                  参考「生活と自治(6月号)」