これまでは、『申し込み順』入所を受け付けていましたが、この希望者を、必要性の高い人から入所していくことの出来るよう評価点(ポイント)のたかさで入所の優先度が評価し、入所を決定していきます。
評価方法は、国の考え方や東京都のガイドラインをもとに、大田区として定められています。
評価は、本人の身体状況や介護者の状況、住宅の状況、日常動作、在宅サービスの利用状況、緊急度など特別な状況が、それぞれの項目別に点数で表されます。ただし、これまでの方法から今回の方法に変わった経過措置として、一定期間、待機期間を加点することとします。(詳細は、ネット事務所までお問い合わせ下さい)
年間に入所の出来る人の数は、百数十名。3398人の待機者からの百数十名は、本当にわずかな数です。東京都の入所基準案にしたがったシュミレーションの結果、13点満点で、9点以上が50%近くになる結果が出ました。
区の評価の満点は25点です。(除:経過措置としての待機期間加算分)殆ど満点の中で評価をし優先度をつけて行かなければならない状況になるとも限りません。
評価は、1次を介護事業課が行い、2次は、1次結果をもとに入所検討委員会を開き、評価判定指標により行います。
この評価方法が上手く機能するためには、実際の運営のなかで、点数化された評価指標が、現状を把握できていて、優先順位をつけられる指標(同点があまりにも多く指標にならない場合も考えられます)でなければなりません。