1月16日:総務財政委員会報告-その2

用地取得・清掃費用分担金算出方法

【用地取得】 

 また、今回は雑色駅前の自転車駐輪場としての「用地取得」と、北嶺町のかにくぼ公園拡充整備用地の取得の報告がありました。

 1月6日のHPに報告しました梅田小学校の体育館用地として東京都から昨年7月7日に購入した土地から、波型スレートというアスベスト含有の疑いのある建材が見つかったことから、土地購入に当たっての事前の調査・点検について区に対して確認しました。

 工場跡地であれば必要な土壌調査も、工場跡地ではなく、警視庁の寮跡地だと言うことで義務付けられていません。

 当然、今後アスベスト含有の疑いのある波型スレートの調査、そしてその結果に基づく適切な対処が求められます。

 今回の用地取得については、瑕疵担保責任を問わない形で大田区が東京都から購入しているということですが、そうなると、もしそれがアスベスト含有建材だったとすると、処分費用も大田区が負担することになります。

 土地購入についての事前調査や購入条件について、今後、検討が必要です。

 尚、現在、跡地の一部には、飛散防止のためのブルーシートが敷かています。

【清掃費用分担金算出方法】

 これまで、各区の人口に応じて分担金が算出されていた中間処理・埋め立て処分等のごみ処理費用ですが、家庭ごみについては人口割りでしたが、それでは、実際のごみ量との間に乖離が生じていることから、ごみ量で。
 
 また、事業系については、課題は残るものの、適切な把握方法が確立できていないことから、従来どおり「人口割り」で算出していくことになりました。
 
 ただ、事業系の場合、業種によっては、昼間人口との相関関係もあり今後適正なごみ量把握がどのように行われていくかは今後の課題となります。