学生たちは、①体験的市民参加論②体験的自治体議員の声③自治体職員の現場報告×2の計4回のゲストスピーカーの話を聞いたうえで、この問題に取り組むことになります。
報告書は具体的で説得力のあるものに。とか、A市議会との関係にも注意してとか。市民参加の形式やどんな市民に参加してもらうのか。時間的なスケジュール。など、細かい部分まで要求されていて、学生の皆さんもご苦労なさることでしょう。
大田区でも、旧大森第六小学校の施設活用の際には、区民が参加し、施設の活用について区と協働でつくり上げた例があります。
「公共政策」という学問上は、市民参加が当然のように論じられ、具体的な手法まで、学生たちは考察しています。
こうした学生が自治体職員として活躍することを大変頼もしく思うものですが、それに対して、現場の議員や職員の意識はまだまだ遅れていると感じます。