MIPRO(ミプロ)キッズフェア2006in東京

(財)対日貿易投資交流促進協会(ミプロ)主催

昨年の「おおた環境・福祉展」で、シンポジウム「みんなで語ろう福祉機器」を開催した時、このミプロの山本さんには、パネリストの一人としてご参加いただいています。
 「おおた環境福祉展」の際に、ミプロの山本さんから、子どものための福祉機器展(=キッズフェア)についてご紹介くださり、子どもに少しでも良い福祉機器を選びたい親の口コミで年々来場者が増えていることを知りました。
 「みんなで語ろう福祉機器」では、障がい者や高齢者の福祉機器にかかわる問題点のひとつに、介助・介護者の視点(軽い・小さい・安い)で選ばれがちであることが指摘されていましたが、それが子どもの福祉機器には、必ずしもそれが当てはまらないことも報告されていました。

 ミプロが主催のキッズフェアは、開催当初はミプロが持っていた展示場を使って行っていました。その後、ミプロが展示会場を手放しましたが、サンシャインが良い企画だと言うことで無料で会場を提供してくださっているということです。

 私も、仕事の関係で、福祉機器展に行っていますが、介護保険スタート後は、ケアマネさんや福祉機器事業者などの来場者も多く、これほど、エンドユーザー、特に子どもが多く集まる機器展は初めてです。

 しかも、単なる福祉機器展ではなく、車いすの子どもに無料でゆかたの着付け貸し出しをおこなっていたり(車いすの子どもでなくても良いですよ、と私もすすめられましたが)フェイスペインティングをしてくれるコーナーや遊具で遊ぶコーナーなどもあり、どこも、笑顔の子どもたちでいっぱいでした。

 パラリンピックのメダリストが、シットスキー体験を指導するブースでは、午前中から待っていたと言う車いすの女の子が、恐る恐るストックをついてシットスキーの体験をしていました。
 障がいを持った子どもたちが、車いすでバスケットボールなどのスポーツをを体験できるコーナーもあり、その横で、パラリンピックのメダリストともお話しもできました。私も、クロスカントリーなどでメダルをとった、視覚障害者と肢体障害者の方たち三人とその体験についてうかがってきました。

 写真は、車いすのホイール。
 なんと、くまのプーさんです。

 私の友人で、名前を堂々と車いすのホイールにいれている「目立ちたがり屋さん」 (ゴメン・・)もいらっしゃいます。
 車いすは、からだの一部ですから、お酒を飲んで電動車いすを運転したって
飲酒運転にはなりません。当然、服だって、靴だって、好みのもので飾りたいように車いすにもファッション性、ほしいですよね。

 ちなみに、キッズフェアは、明日(7月2日)もやってます。