区で、現在原因を調査中です。
8月14日の都市整備委員会において、8月12〜13日にかけて、洗足小池で大量のコイやフナなどが死んでいるのが見つかりました。
区で、現在、原因を調査中です。
区で、水質調査を行ったところ、酸素の濃度が低く、池が酸欠状態になっていたことがわかっています。
魚の死亡が確認される前の8月6・7・8日の3日間、第二回定例会において議決された洗足小池の公園整備工事を受託した事業者が、悪臭防止のための薬剤を池にまいたそうです。
薬剤散布の際に、池の水を撹拌しているそうです。
底にたまっていたヘドロが池全体に舞い上がり、水質に何らかの影響を与えた可能性があります。
散布された薬剤の成分は海水・石灰・水酸化マグネシウムだそうです。
区の報告では、浮かんで死んでいた50匹程度の大きな魚のほかにも稚魚が多く死んでいますが、池の底に死んで沈んでいる魚が大量にいることが考えられるそうです。
この時期は、水温が高く紫外線も強いため、藻の繁殖も活発で水質が悪化する時期です。
薬剤散布を行った事業者は、事前に小池の水質や環境調査などを大田区から受託し池の調査を行っています。池の状況を十分に調査した上での防臭対策なら、事前にこうした事態を予測することはできなかったのでしょうか。