シンポジウム「知らなかったではすまされない!―TPPと国家戦略特区」開催
甘利大臣もその秘密性について言及しているTPPは、米韓FTA をさらに厳しくしたものと言われています。
TPPの交渉は始まりましたが、その中身は私たちに一切知らされません。 一方、交渉開始とほぼ同時期にスタートしているのが、アベノミクス第三の矢と位置づけられている国家戦略特区です。 この国家戦略特区は、規制を取り外すことにより民間投資を増やし、国際競争力を強化して、日本を世界で一番ビジネスしやすい街にしようというもので、TPPの地域限定版と言ってもよいものです。 全国展開が基本の「国家戦略特区」は、区域限定を建前とした、TPPの既成事実化といった側面も持っています。 交渉の会場となっているマレーシアを訪れたパルクの内田聖子さんに、TPP交渉の最新情報をお伝えいただきます。 規制緩和と国民生活の関係を明らかにし、秘密裏に進められているTPPの影響をいち早く知るとともに、今後、何をしていかなければならないのか、ともに考えます。 【日時】 2013年9月29日(日)13:30~16:30 【会場】 明治大学 リバティータワー 12階 1126 (定員140人)
【住所】〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1
【最寄駅からのアクセス】
■JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩3分
■東京メトロ千代田線/新御茶ノ水駅 下車徒歩5分
■都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線/神保町駅 下車徒歩5分
【内容】
1.改めて学ぶTPPの基礎知識:安部芳裕(プロジェクト99%)
2.TPP交渉の現在:内田聖子(PARC事務局長)
3.アベノミクスの目玉「国家戦略特区」とは?:奈須りえ(前大田区議)
4.TPPと国家戦略特区の関連を読み解く:郭洋春(立教大学)
5.上記4人でのパネルディスカッション+質疑
【参加費】500円 ※お釣りのないようにご用意ください。
共催:社会思想史研究会、アジア太平洋資料センター(PARC)、プロジェクト99%