駅前とその周辺は、広場や道路の整備、電線の地中化などを行っていきます。
これから進む工事に際し「ひとにやさしいまちづくりを進める大田区民の会」でバリアフリーの点検を行いました。
既に完成している地下駐輪場の使い勝手などを点検した後、実際に道路を歩きながら、路面の傾斜(車いすでの走行などにも影響)雨水排水溝の溝(白杖が中に入ってしまう)歩道と車道の段差や区分け(視覚障がい者には危険)歩道の障がい物(電柱・商品の陳列)信号機、放置自転車、障がい者用の駐車スペースなどをチェックしました。
点検の際に気付いたバリアは、都度、改善方法とともに行政担当者に伝えていきました。
駅前広場が、改札を出て右から左に向かって坂になっているため、広場や道路の整備をしていく段階でできる限り傾斜をゆるやかにして欲しい、歩道の真ん中にある電柱を取り除いて欲しい、信号機は視覚障がい者のための音声付や待ち時間が見て分かるようにといった要望という要望など、バリアフリーの観点から様々な要望が出されました。
当日は、区役所の担当部署の職員とともに、田園調布警察署の方もいらしてくださったため信号機についての要望なども直接伝えることができました。
また、まちづくり協議会の建築士も参加くださり、一緒に点検を行いました。
駅周辺に坂があることから、建物からの出入りのバリアをなくすとともに、歩道・道路面との段差をなくすなど、地形状制約のある中での改良は簡単ではありませんが、点検の声を最大限活かした整備が行われることを「まちづくりの会」一同願っています。