質問
大田区は、事務事業適正化計画を進め、これまで、様々な事業の見直しや、人員削減、民間委託と改革を進めてきた。スリム化を進めていくと同時に、今後は、単なる効率化だけではない、変化する社会、多様化したニーズにこたえられる新たな発想での区政運営が求められている時が来ていると考える。
大田区の10年先を区長はどのように見据えて取り組んでいるか。
→区長の答弁
大田区は長期基本計画を作り、将来15年に渡る方向性というものを示してきた。しかし、作った時点と現在、そして更に5年先の時点の条件がまったく同じでありうることはないと考える。時によっては長期計画自体も見直しをしなければならない。
新しい区政の取り組む方向だが、制度自体も動いているので、制度を改革する、経営を改革していく、経営感覚を区としてつけていかなければならない。また、区役所が動けば何でも動くというような役人的な発想ではなく、区民の皆さんといかに手をつないで目標達成につなげるかがポイント。行政施策の評価制度の確立とともに、「Plan Do See」の関係を行政に還元していきたい。従って、長期計画は、計画として変化を取り込みながら改定をすることは、当然ありうる。
ただし、「安心・輝き・潤い」の三つの言葉は、代表的な言葉として適切なPRをしていかなければならない。
第三回定例会:代表質問③
大田区の10年先をどのように見据えて取り組んでいるか。についての質問と答弁は以下のとおり。