第三定例会を終了しました。
生活者ネットワークは、総括質疑を行い、以下の点について要望をしました。
過去に、この、活動報告にも記載しましたが、城南島が、現在、東京都の事業として、産業廃棄物の処理の場になろうとしています。
これまで、他県・外国にまでごみを捨てに行っていた状況を考えれば、自治体内で、廃棄物処理(特にリサイクル)が出来れば理想的なことです。しかし、安全性の確認がまだ充分に行われていない中で、東京都の事業であるから、当該区である大田区が、何らかのイニシアチブをとらなければなりません。
1.大田区の環境に配慮した施策の実現をはかること。
→具体的には、
・ スーパーエコタウンに参入する事業者に対しマニュフェスト作成を徹底させ、東京都がそれを監視するようにすること。
・ 稼動している工場に対して、環境保全の立場から、化学物質・水質汚染・大気汚染の定期調査を行い、その結果の公表を義務付けること。
・ 周辺の環境配慮のために、城南島各工場の緑化率を高めること。
→また、同じごみ処理政策の課題として
2. 一般廃棄物に関しては、廃棄物会計を学び、区民の理解を得られるよう今後のごみ行政に反映すること。
3. ごみ政策を進めていく上で、今後、EPR(生産者拡大責任)の視点をもつよう働きかけること。
を要望しました。
こうした、要望に取り組むと共に、区民の目線に立った充分な説明をしながら、施策の執行にあたることを期待します。