使い切ればよいのか、残さなければ良いのか

 「使えばよいのか」「残さなければ良いのか」
 
 このサブタイトルは、一見同じ内容を表しているようで実は大きく違います。

 年度末になると、道路工事が増える等と一般的に言われていますね。
 仮に、こういったことが行われているとすると、これは、もらった予算を使い切ろうという力が働くことを表しますね。補助金をもらったりすると起こりがちなのがこの「使い切ろう」。

 これは、もらう側に働く心理です。

 では、執行側はどうなのか。

 区の財政を表すのに、予算と決算を行います。間に補正予算というのが組まれます。
 予定外だったり未確定の支出や収入に対して、当初の予算に足したり引いたりするわけです。東京都からの財政調整金などもこの補正予算で計上されますし、梅田小学校の用地取得の際に東京都から減額(割引)してもらった金額は、マイナスの補正予算と。新体育館建設用地から見つかったアスベストの処分費用も今回の補正予算に組まれました。

 そうではない補正予算もあります。
 年度内の執行が出来そうに無いもの。明らかに次年度になりそうなものが補正に乗ります。
 契約案件は、もともとの予算にいくらの出費として乗せてありますから、それが次年度使うことになったら繰越しとして乗せます。工事の遅れなどがそうですね。
 
 ところが、使い切れないものも補正されているケースがあるのです。
 
 一見、ほぼ予算どおりの事業でも、実は、補正されていて、実際の事業は、予定通り執行されていないかもしれません。

 しっかり見てなくちゃあいけません。