大田区は、区役所内の区民応対スペースが手狭になったことを理由に、大田区蒲田5丁目のビル4階部分256㎡を、月約122万円で5年間賃借することにしたと報告しました。

 1998年の本庁舎移転時から10年。はたして本庁舎は手狭になっているのでしょうか。

■庁舎内の職員数は?

 平成10年に現在の蒲田駅前に移転した区役所ですが、当時、本庁舎には1550名の職員がいました。現在は、1350名。職員数は200名も少なくなっています。
 
■現在の区庁舎を有効に使用するための検討は?

 職場毎、一人当たり執務スペースなどの比較検討を行ない余裕のある部署は無いか点検する。また、例えば、一定期間以上を経た文書をあいている庁舎に移管するなど、執務スペースを有効に使用するための工夫・検討などは行ったのでしょうか。 
 
 区は、今後のレイアウトの中で考えると答弁するなど、借りる前の段階で検討していなかったことを明らかにしました。
  
■他の区の施設の活用は?

 現在、大田区では、ワンストップサービスを目指し区民受付業務について検討を行っています。
 また、区内18箇所の特別出張所と4行政センター機能についても、検討を行っている段階です。
 
 蒲田西出張所や蒲田東出張所、大田南行政センターなど、区役所近隣にあるこれらの施設も含めた機能検討の後に、借りるかどうかの判断をするべきだったのではないでしょうか。

■窓口の混雑はスペースを広げることで解消する?

 区は、現在、窓口業務が、(スペースが狭いため)混乱しているので、スペースを借りると説明しています。
 果たして、この混乱は、スペースの問題で解決できるのでしょうか。
 また、5年間スペースを借りると言っていますが、一時的な混乱なのか、恒久的な混乱なのかといった解明はできているのでしょうか。
 特に、最近では、後期高齢者の問題で、多くの区民が問い合わせに訪れている状況にあります。

 新たに借りるスペースに、どこの部署が移転するかさえ説明の無いままに、10月から借りることを区は決定しました。
 
 費用対効果について、区民のみなさんはどのようにお考えになりますか。


なかのひと