〜 大田区身体障害者連合会婦人部との懇談会より 〜

 女性同士という気安さも手伝ってか、懇談会においては忌憚の無い意見が交わされた。これも、女性議員に対する大きな期待の表れであると身の引き締まる思いでご意見をうかがった。

 特に気になったのが、福祉用具に対する補助金と耐用年数の関係だった。

 私自身、経済産業省の外郭団体である日本健康福祉用具工業会に勤務していながら、耐用年数が、障がいを持っている方の生活にこれほどに密接に関わっているという認識が無かったことが恥ずかしい。

 耐用年数5年のために、5年を待たずに故障したり壊れたりしてしまう補聴器の修理費用の負担や買い替え費用の役所との交渉などは、普通に暮らすためにこれほどの精神的な負担を負わせてよいのだろうかと疑問を持った。
 
 そもそも、耐用年数とはどういう意味合いがあるのだろうか。
 また、買い替えを耐用年数を経過しなければ認めない理由は何なのだろうか。不正を防ぐためだとするならば、不正をすることにより誰が得をするというのだろうか。

 私の勤務していた日本健康福祉用具工業会(現:日本福祉用具、生活支援用具工業会)は、優れた福祉用具・生活支援用具および関連する事業の高度化を通して国民の健康・福祉や生活の質の向上を図るとともに、これに基づき社会や制度に対し情報開示や提言を進めていく等今まで以上に広く社会に貢献していくことを目的としている団体。

 勤務していたものとして、福祉用具の耐用年数と行政の補助制度の関連を明確にしたい。