代表質問②

 アスベストの問題が毎日のように報道されていますね。

 当初は、アスベストを扱う仕事を行っていた方たちの労災問題に端を発したアスベストの問題ですが、最近では、こうした労働環境の問題から、環境や公害問題へと広がってきています。

 私たちのくらしに密接に関わっているということです。

 勿論、飛散性アスベストが、まだ、きちんと除去されずに残っているといった問題もあります。
 
 それに加えて、今後問題になっていくのが、アスベストが混入している建材・家電製品等のアスベスト製品の問題です。アスベスト製品はそのままでは飛散しませんが、どのアスベスト製品でも、こすったり、割ったり、機械等で切断したり、外力がかかれば、程度は異なりますが、アスベスト繊維が飛散します。

 大きな問題となった労働環境におけるアスベスト被害とともに、今後取り組んでいかなければならないのは、こうしたアスベスト製品、特にアスベストを含有している建材を使用した個人住宅も含めた建築物の改築や解体に伴う飛散への対策です。

 指針は定めあられましたが、目安であり拘束力はありません。
一見しただけでは使用されている建材にアスベストが含有しているのかどうかが分かりにくい建築物の解体に、お金をかけて調査をし、また解体をするということを、建築物を解体する当事者=特に個人住宅の持ち主に浸透させることができるかどうかということが、今後の大きな課題になります。
 現在、多くの建築物は、現場でショベルカーなど建設機器を使用し、簡単な布の覆いをしただけで解体されていきます。

 アスベスト含有建材の解体時におけるアスベスト飛散防止策を講じなければ、将来の低濃度の短期曝露でも発症が知られている悪性中皮腫や石綿(アスベスト)肺がん胸膜肥厚斑等の被害を拡大しかねません。

 一方で、大田区には、城南島のスーパーエコタウン内に建設廃棄物のリサイクル施設が2箇所あります。特に臨海部を中心に廃棄物処理業者が多く操業しています。その中には建設廃棄物の処理業者も相当数あると言われています。

 こうした施設にもアスベスト含有の廃建材が運び込まれている可能性がないでしょうか。
 
 産業廃棄物施設は都市に不可欠な施設であり、他都市に産廃を持ち出すことは、出来るだけ止めるべきではありますが、城南島のスーパーエコタウン事業も含めた大田区臨海部周辺への産業廃棄物処理事業者の参入に対して、区の主体的な対策が無かったことが、廃棄物処理施設を集中させていないでしょうか。

 今後、区民の健康や安全を守るために区としての責任をどのようにとらえ対応していくのかたずねました。

 臨海部の都市計画と土地利用を、区民や事業者など大田区関係者と共に作り上げていく必要がありますが今後どのようにしちえくかをたずねました。