バリアフリーガイドマップ作成委員会

公園のバリアフリーチェック

 私の活動のひとつ、「ひとにやさしいまちづくりを進める大田
区民の会」では、バリアフリーガイドマップを作るために委員会を
設け準備をしています。
 昨年1年間をかけてガイドマップに載せる自薦他薦で集まった店舗
などの点検をしてきました。
 
 今日は、昨年チェックしきれなかった公園のバリアフリーチェック
に行ってきました。山の上にある多摩川台公園、池をぐるりと囲んだ
かたちの洗足池公園、そしてプールと野球場に隣接した東調布公園。
 車イス用のトイレはあっても鍵が壊れていたり、スロープになって
いても杭が打たれていて車イスでは通れなかったり、表示が無いので
どこに車イストイレガあるのかわからなかったり、せっかくの設備が
十分に活かされていなかったのは、大変残念でした。
 お金をかければ、勿論素晴らしい物を作ることも可能ですが、
ちょっとした気遣いや工夫でとれてしまうバリアも、たくさんある
はずです。
 バリアフリーチェックを行った委員会のメンバーみんなが、感じて
いることですが、ハードのバリアも心のバリアフリーでかなりの部
分、越えられるものです。今作っているガイドマップも、こうした
視点を大切にしています。
 
 ひとこと声をかけるのは勇気の要ることです。しかも、必要のない
方に声をかけてしまい余計なお世話になってしまうことだって、時に
はあります。それでも、そのひとことをよろこんで下さる方だってい
らっしゃるのです。
 私の友人が、別の友人から、「この間、蒲田の駅で車イスの方の
お手伝いをしていたのはあなただったじゃない?」と言われていまし
た。結局、別人だったのですが、それを聞いた、奥様のひとことが良
かった。
 「あなたみたいな人が、他にもいるっていうことは嬉しいわよね」