日本も批准している地雷禁止条約(オタワ条約)締結国会議が、9月15日にバンコクで開催されましたが、その会議にあわせ、大田区議会有志で団を結成し、地雷除去現場を見に行ってきました。
ジョージウィリアム氏が始めた地雷廃絶の市民活動が、インターネットを通じて全世界に広がり、オタワ条約締結に至ったことを知り、市民の力の大きさと市民力を後押しするITの可能性に改めて感じ入りました。
現在、129カ国が締結しているオタワ条約ですが、アメリカ・中国・ベトナム・ビルマ・東ティモールなど未締結の国もあります。タイの元首相チャチャイ氏のご子息で、現上院、外交委員会委員長のガイサック氏と面談した際に、これらの国の締結に向けて、日本の外務省への働きかけを強く要請されました。
ガイサック氏は、大田区のこれまでの”ジャッズ”への支援に感謝をしてくださいました。しかし、日本が、技術・経済的支援に比べ、人道的支援や社会貢献が不十分であることを指摘され、支援の継続を誓うと共に、今後、広く支援を呼びかけていこうと思いました。
*写真は、タイ国会内応接室にてガイサック氏(右)と懇談する様子