10月27日から11月6日まで大田区議会の一員として、海外視察に行ってきました。
 
 日本を10日程不在にするため、その準備に追われ、しばらくHPの更新が出来ませんでした。すみません。
 
 今回の視察は、今、私の中のテーマのひとつであるCSR(企業の社会的責任)の先進事例をみることが最大の目的でした。

 視察先につきましては、日ごろ交流のある、サンフランシスコ在住の社会責任コンサルタント、斎藤槙さんに相談をしました。

 CSRは、その社会への浸透の状況如何で、社会をかえる(=よい方向に持っていくことのができる)大きな力になりうる非常に興味深いテーマであると感じています。私自身、地域(=自治体)から、社会を良くしたいという強い気持ちで区議会議員をしているわけですが、必ずしも、議員だけ、行政だけで、社会をよい方向に変えていくことができないというのが実感です。
 NPOなど、新しい力にも大きな可能性がありますが、今や、私たちの生活と切り離すことの出来ない、企業の経済活動を、単に利潤追求だけではなく、社会的な意義を持たせようというCSRの考え方は、多くの課題を持ちながらも、私には、非常に魅力的なものに感じられます。

 CSRの分野では、日本でも有数の識者である斎藤槙さんから、ベルギーのエティベル社で勤務された後、昨年からフリーでSRI(社会的責任投資)の調査をしている佐久間京子さんをご紹介いただきました。
 佐久間さんより、ベルギーのフラマン政府が、自治体としてCSRに取り組んでいることを知りました。私自身、CSRと地域社会とをどのように結び付けていったらよいのか、模索しているところでしたので、今回の視察には、多大期待を持って参加しました。 
 実際、行ってみて、期待以上のものを得られたと感じています。

 各地域での視察の詳細については、順次報告しますが、本日は、私の今回の視察における思いと、全体の視察課題についてのみの報告とさせていただきます。

★訪れた地域・機関と視察内容は、以下のとおり。

【オランダ;アムステルダム/SER(オランダ社会経済評議会)】
ワークシェアリングが進んでいるといわれているオランダにおけるワークシェアリングの現状と課題

【オランダ;アムステルダム/GRI(Grobal Reporting Initiative)本部】
環境報告書のガイドラインを作成しているのがGRI本部。
CSR(企業の社会的責任)最前線の現状と、中小企業や地域社会などにおけるCSRの意義

【ベルギー;ブリュッセル/フラマン政府労働・教育省】
ベルギーの3つの州のうちのひとつであるフラマン政府は、自治体としてCSRに取り組んでいる。自治体としての取り組み事例とNPOや企業と自治体とのかかわりなど

【チェコスロバキア;プラハ/ジェトロプラハ事務所】
本年5月にEU加盟したチェコへのめざましい日本企業の進出の現状と課題。日本企業進出の可能性とメリット

【オーストリア;ウイーン/高齢者福祉センター】
福祉先進国であるオーストリアの高齢者福祉の先進事例

【イタリア;ベニス市役所都市計画部】
世界遺産となったベニスの都市計画。