ひとにやさしいまちづくりを進める大田区民の会

 「まちづくりの会」では今年、各行政センター一箇所ずつバリアフリー点検をします。
 
 東行政センター管内は、糀谷商店街。
  
 身体3人(うち車いす2人)、視覚障害3人、健常3人のまちづくりの会のメンバーとボランティアの東京大学でまちづくりを学ぶ大学院生、そして、地元の商店会・町会の役員4人で、京浜急行糀谷駅から北側に延びた商店街を点検しました。
 
 商店街の道路は、8メートル幅、片側一車線の一方通行。進入禁止の時間帯は無く、環八に抜けられるため、比較的車の通行の多い道路です。

 歩道をガードレールで区切らず、白線で車道との境を示しているので歩車道の段差も無く、また、道幅も広く感じられ道路としては、整備の行き届いている方だと思います。
 所々には街路樹が植えられていて、その両脇にちょっと腰掛けることのできる車止め兼用のベンチもあり、ゆとりの感じられるデザインになっています。

 しかし、車いすや白状を持ったメンバーと共に歩いてみると、商品が並べられ、歩道をふさいでいる商店や、入り口を確保するためにコーンとバーで歩道を遮断している商店などが多く見られ、そのたびに車道に大きく出なくてはなりませんでした。

 道路を広く使うことが出来、また、歩車道の段差も無いため使い易いはずの歩道が、逆に、商店の敷地のように使用されていたのは大変残念でした。

 行政や警察署、そして地元の商店会としても、これまでに働きかけてきているそうですが、点検当日の状況を見る限りは、まだまだ改善されていないようです。
 
 車も多く通る道を、安心して通ったり買い物したりできるようにするためには、安全に通行できる歩道の確保が欠かせません。
 
 バリアフリー点検に4人もの商店会・町会の役員の皆さんが参加なさっているところからも、商店会として・地元としてはバリアフリーに熱心に取り組んでいる様子が伝わってきました。

 一部の商店のために商店街全体が歩きにくい、買い物しづらい印象を与えているとするならば、大変もったいないことです。