雪谷大塚町周辺のまちづくり

 アルプス電気の本社社屋の建て替えに伴い、大田区は、現在の西行政センター用地をアルプス電気に売却することになりました。
 東京都水道局跡地を取得し、そこに、西行政センターの機能と嶺町文化センター内にあるまちなみ整備課を統合し、新たな西行政センター機能を置きこむための準備を進めています。

 この件に関して、私は、計画が実施計画にものっていない唐突なのもので、計画の内容や計画の確実な履行の保証について説明を求めましたが、十分な説明を得られなかった経緯があります。

 そうした中、新たな西行政センターについての地域説明会が行われました。
 
 『区』からは、移転に至るアルプス電気社屋建て替えに端を発した今回の経過説明とその必要性。建設予定の建物の説明。
 『水道局』からは、解体工事の内容とアスベスト対策や騒音・振動対策などの工事に係る説明。
 『アルプス電気』からは、今後も当地(大田区雪谷大塚町)で操業していきたい旨。計画内容についてはこれからであることが話されました。また、アルプス電気から経営企画室CSRグループの担当が出席したのが印象的でした。

 説明の後、以下のような質疑・意見と区の回答がありました。
 
【区民意見】
 ①駐車場・駐輪場の位置、道幅と車の流れが適当でない。
 ②幅が広くなることは必ずしも歓迎できるものではない
 ③近隣住民、町会への周知が十分でない
 ④計画内容が分からない
 ⑤(区が)決めてしまった後で(説明会を)やるんでは困る
 ⑥納得のいくような説明をするべき

→区回答
 検討したがこれがベストと考える。再度研究、修正する。何らかの形で理解できる作業が必要(と考える)
 
 区としては、出来る限り早い段階で地域に対し説明しておきたいということで今回の説明会になったようですが、計画内容・情報が十分でなかったこと、また初回の説明会であったことから、十分な理解の得られる説明会にはなりませんでした。

 区の回答でも、再度研究すると言うことでしたので、早い段階での再度の説明会の開催が求められます。
 
 一方で、早い段階で説明したかったことから説明に十分でないところがあったというのが区の説明でしたが、11月からは解体工事に入り、来年の2月の上旬には更地になります。
 新行政センターの建築がその後、来年の3月から開始するとするならば、その前に、設計・入札・議決が終了していなければならず、スケジュールとして、決して、早めの説明会であるとはいえません。
 現段階で、区民に理解の得られる説明会を開催できなかったことは、区の対応が遅れているという感が否めません。

 アルプス電気の社屋建て替えスケジュールに間に合わせる形で何が何でも進めるという姿勢ではなく、「雪谷大塚町のまちづくり」ですから区民と十分な協議の上、周辺地域の地位力アップにつながるまちづくりを期待します。

 今回は、アルプス電気が今回の「雪谷大塚町のまちづくり」についてどのようなCSR(企業の社会的責任・社会貢献)を考えているのかうかがえませんでした。大田区でも、今回の計画に際しては、アルプス電気の社会貢献を強調していましたので、どのようなCSRを考えているのか気になるところです。