市民を公募し、審議会のメンバーにしたり、説明会・公聴会を開いたりするのが市民参加の一般的な形ですが、自ら申し出る市民だけでなく、無作為に市民に参加を呼びかける手法(=プラーヌンスツェル:ドイツ語だそうです)でまちづくりについての市民提案をしています。
三鷹市と青年会議所が協働で「みたかまちづくりディスカッション」を行い、そこで行われた話し合いの結果をまちづくり提案として、三鷹市の施策への反映を求めています。
参加者は、無作為抽出によって18歳以上の市民1000人に依頼書を送付し、参加を承諾した87人を対象に抽選で60人を選んでいます。
三鷹市のHPに報告書が掲載されています。
報告書の表紙の言葉が印象的です。
1.出てきたアイディアが実現可能かどうかは考えないでください。
2.ひたすらアイディアを出してください。
3.相手のアイディアを否定しないでください。
4.グループの皆さんが発言できるるようにご配慮ください。
5.人の意見を聞いて自分の意見を変えても良いです。