食品リサイクルの目指すもの

 実際に持ち込まれているほとんど容器のようなごみを見ていると、暗澹たる気持ちになります。

 紙のリサイクルが進む中、ごみは、過去より燃えにくくなっています。
 なぜなら、食品系の水分を含むごみの割合が相対的にあがってきているからです。こうした中で、廃プラスチックの焼却ということが言われています。
 
 燃えにくくなったから、燃えやすくするためにプラスチックを混ぜて燃やそうと言うのは本当に経済性の観点から有効なのでしょうか。

 清掃工場で㌔12.5円で受け入れている食品ごみ。これが23円なら民間企業はえさにして採算性のある事業を行います。同様に35円なら電力を作ります。
 
 確かに、分別されずに出されるごみをみているとごみの問題は本当に難しいと感じます。
 しかし、京都議定書に参加し、循環型社会をめざしている私たちがとるべき方向は、やはりごみを減らすしくみをいかにに作るかであって、でてきたごみを処理することだけに腐心してはならないのではないでしょうか。

 プラスチックを焼却することは
①拡大生産者責任を曖昧にし、発生抑制につながらない。
②安全性での不安が解消されていない
③清掃工場の削減につながらず、効率的合理的な清掃事業運営にならない
などの点から、焼却する前に、その他プラスチックなど十分にリサイクルしなければならないと考えています。

 そして、プラスチックのリサイクルが進んだのちに、一般廃棄物の廃食品のリサイクルに着手することが私の願いです。