【予算特別委員会より】

 ごみの問題は複雑で本当にわかりにくく、一部事務組合が、ごみ量が減っても分担金は増えると言われていたように、大田区でも資源量全体としては減っているにもかかわらず、平成19年から車両単価が毎年値上げされるなど処理単価は毎年あがっています。

 今年度は、第一回定例会において、予算計上した費用では足りなくなり、第五次補正予算で資源化費用を増額しています。

 資源回収量の増加に伴い増額したのだそうですが、根拠について何度も教えていただきましたが、議決するまでの間に納得する資料を提供していただくことができませんでした。
 結局、議決の正否を判断することができず、議案に対して退席する結果になりました。

【質問④】
 区は、リサイクル量が増えたから増額補正したと説明していますが、平成19年度に比べ、資源量全体では減るにもかかわらず1億円の増額補正の理由が不明瞭です。
 しかも、資源収集と中間処理に、年間、約7億3千万円予算計上しているうちの約14%増の1億円という莫大な補正予算を計上しているのですが、補正予算が議決されたのは、つい先日(3月9日)で、予算を使い果たしたあとは一体どうしていたのでしょうか。
 区は、2月は事業者に支払いを待ってもらったと説明していますが、補正予算成立前、先に事業を執行できるようなことが会計上許されるのですか。

【答弁④】

 区は、中間処理費用の必要ない紙類が減り、中間処理経費がかかるペットボトルやびん・かんが増えていると説明しています。
 中間処理経費には、キロ当たり30円も計上しています。
 ところが、中間処理費用を支払いながら、業務指示書においてペットボトル、びん・かん、トレーを、収集袋から取り出し、品目ごとに積み込むよう中間処理を路上や集積所で行うよう指示しています。そして、結果として、非効率な収集が行われています。

 しかも、トレイについては、いつの間にか借り置きと称し、区内でいったん積み替えた後に京浜島の中間処理作業場に持ち込むようになっています。
 そして、積み替え作業を認めたうえに、京浜島までの収集運搬経費とそこから新たに京浜島までの運搬経費を二重に支払っていることにならないでしょうか。

 こうした経費が今回の補正予算の中身であるとするならば、納得のいきかねる数字です。

【質問⑤】そこでうかがいます。
 昨年の第二回定例会において、プラスチックを可燃ゴミにすると不燃ごみの回収量がへり、中継所から埋め立て処分場までの運搬する雇上会社に影響がでるため、課長会で協議している代替業務について質問しました。
 すでに明らかになっていると思いますが、代替業務や大田区への影響についてお答えください。
 いまだに議会に何ら報告もありません。

【答弁⑤】
 資源化費用でまかなえるため、代替費用は資源化費用とした。

 ごみの問題を、複雑でわかりにくくしている最大の要因が情報量の少なさです。
雇上会社の協議内容についても、これまで、明らかにされてきませんでした。
 
 更に資源化を拡大するためにも、効率的な作業のもとでの適正な価格での処理が求められます。


なかのひと