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23区の大田区で待機児を出す理由について「計画行政」からの視点、東京都との財政調整制度からの視点
生活者ネットワーク奈須りえです。 二元代表制における区長と議会は、予算編成権を持つ区長に対し、予算を議決する議会がそのチェック機関となり、権限を区長に集中することなく、選挙で選ばれた区民の代表が行政を監視することによる住民自治を守る関係... -
民営化、民間委託時代における、「大田区職員定数条例」の意義と課題
毎年、この時期に改正される職員定数条例ですが、私は、民営化、民間委託時代における職員定数の意味は、それ以前の時代と大きく変わってきていることの問題提起をしつづけています。 日本の公務員は世界で最も少なく効率的と言った発言をなさるかたがいま... -
マンション紛争を陳情・請願の審査除外見直しを求める陳情にみる大田区議会のまちづくりの意識と課題
大田区議会には、マンション紛争を私人間の争いとして審査対象外とする申し合わせがありますが、こうした申し合わせをしている議会は少数で、しかも明文化してHPに掲載し、区民からの申し出を、拒否している議会となると全国でも聞いたことがありません。... -
池上本門寺周辺の歴史的景観を守るために大田区に必要なこと
ある日突然、これまで建たなかったはずの「高くて」「大きな」建物が、建って驚いた。その根底には、建築にかかわる「規制緩和」があります。建築確認の民間開放もその一つ。直後に起きた姉歯の耐震偽装事件と言えば思い出される方も多いと思います。行政... -
大田区政からみる公共施設整備のあり方の課題 ~目前に控えた建て替えピークと現状~
大田区は、高度経済成長期に集中的に公共施設の建設が行われた公共施設の建て替えピークが目前に控えています。ところが、大田区は、ピークが目前にありながら、基金の積み立ても十分行わず、新規の土木建設工事を優先し、無駄な建て替えを続けています。...