国の財政評価が健全でも、”必ずしも”大田区民や市民にとって健全ではない理由

今年も、大田区の令和6年度決算は、昨年に引き続き健全と評価されました。

健全財政と評価した指標は、夕張市の財政破綻をきっかけに作られた、財政健全化判断比率と言う数字です。

どうしても、数字が出ると、そこで安心してしまいがちですが、
チョット考えれば、物価に所得が追い付かないのに、

区政が、私たちのために何をしているかと言えば、
大田区では、蒲蒲線(新空港線)の認可がおりたと大喜びで、

私は、そんなところに、税金使ってる場合かなあ、とあまたを抱えます。

区長は、昨年12月20日の全国市長会の個人住民税の基礎控除を据え置くことを意味する声明と同じ考えであると、今回の議会で、明らかにしています。

”据え置き、税収が減ると困るから”

そこを蒲蒲線や、羽田空港跡地開発や、小中学校複合化の【財源欲しさ】に据え置く
というのです。
🔵私が区長なら、蒲蒲線や羽田空港跡地開発は見直し、
学校は単体で建て替え、他の事業も、地元業者を元受けに開発できるくらいの規模にします。

基礎控除と言うのは、全ての区民の所得から差し引いて、課税対象としない金額です
から全ての区民の住民税額に影響があります、社会保障の給付の基礎となる金額です。

区民の暮らし向き、社会経済の動向を度外視し、
出と入りだけで、赤字や借金の額だけで、「健全」かどうかを判定するのが
財政健全化判断比率なのです。

🔴収入(私たちが払う税金)と支出(使った税金)と借金(公債や借入金)の状況を表す数字に過ぎず
●私たちが税金を払い過ぎていても健全
●払い過ぎた税金を基金に貯めてそこから引き下ろせば借金じゃないから健全 
物価の上昇に所得が増えず(区民が)重い負担で払っても健全
●(過剰な箱モノや開発など)
税金を使い過ぎても健全 
無駄な使い方でも健全
将来の支出は明らかでも、
計画でやると決めていても、将来の支出を決めていても、基金に積み立てていても)、借金したり支出したりしてなければ健全(都市計画マスタープラン・基本計画等々:例蒲蒲線、羽田空港跡地開発・・)
●(夕張を反省し三セクを対象にしたけれどどこの三セクを対象にするかは大田区が決められるので)大田区がその三セクを対象に入れなければ、将来莫大な税負担が明らかでも健全(例えば蒲蒲線のまちづくりとか、蒲蒲線とか)

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