大田区がまたこの時期にパブリックコメントを募集しています。
区民に意見を求めるのは、良いことのように感じますが、
パブリックコメントは、
私たちの利害や人権に係る、
極めて重要な規制の
設定又は改廃に係る意見募集です
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パブリックコメントへの意見が反映されるか、という問題はありますが、
裏を返せば、
選挙で選んだ議員が決めたり、
全体の奉仕者である行政が執行する、
今の三権分立の仕組み、では、
不十分と言っているように思います。
不十分な三権分立を
パブリックコメントが補なえるはずはありませんから
そこを十分機能させることが、フェアな民主主義には、欠かせないと思います
・選挙で選ぶ議員や政党の情報が、十分に分かりやすく私たちに届く(選ぶに必要で十分な情報を私たちは得られているか?)
・執行する行政が執行している事業や施策の意味が、正当に伝わる(上記に〃)
・議会運営が少数意見を尊重する(行き過ぎた多数決を繰り返すと独裁につながる)
等々、、、
その上で、
パブリックコメントが、ガス抜きの様に使われるのではなく、
行政が、
規制の改廃等に際し、全体奉仕者としての役割を果たせていれば、
出された意見に対し、答えられるハズですから、
十分な根拠を示して、こたえるべきです
それが、出来ていないなら、
行政が全体の奉仕者としての機能を果たせていないのだと思います
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パブリックコメントのご案内
直前のご案内で申し訳ありません
ぜひ、意見を出していただければ、と思います。
その際には、必ず、賛否を明確に表明し、
そこに続けて、理由を書かれると良いと思います。
1月6日まで
「大田区一般廃棄物処理基本計画」(素案)に係る意見の募集について
1月13日まで
第二次大田区再犯防止推進計画(素案)に関する区民意見公募手続(パブリックコメント)の実施について
1月6日まで
「下丸子駅周辺地区グランドデザイン」及び「下丸子駅周辺地区都市基盤整備方針」の大田区区民公募手続き(パブリックコメント)、区民説明会及びオープンハウス型説明会の実施について
1月5日まで
大田区歴史的風致維持向上計画素案に関する区民公募手続の実施について
1月13日まで
(仮称)大田区災害復興ビジョン(素案)に関する大田区区民意見公募手続(パブリックコメント)の実施について
1月8日まで
大田区パークマネジメントマスタープラン(素案)に関する区民意見公募手続き(パブリックコメント)の実施について
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ちょっと、詳しく知りたい方へ
以前に、
パブリックコメントについて陳情が出され、その時の討論を報告しましたが、
第四回定例会陳情書
7-57号 「パブコメ結果に基づき新空港線(蒲蒲線)第一期整備計画の中止」を求める陳情
18ページ
7-62号 大田区区民意見公募手続きの重要性を再確認し職員への徹底を求める陳情
24Pページ
これらの議論は、
◎区民の意見を尊重すべき、と言う点では合意しますが、
✖パブリックコメントに、
誰かが、何かを書き込むと、それが、そのまま、反映されるのは、少し違うと思います
議会制民主主義の前提である、
選挙で選んだ代表が、
・有権者の意見を代表しているか
・改廃等に正当に関与できているか
全体の奉仕者である行政は、
・区民等の全体の利益を守る視点で、改廃等の案を作っているか
こそが重要で、そこが十分に機能していないところに問題があると思います
パブリックコメントは、それを補なう制度のはず、なのです
議会制民主主義の議会と行政の役割の問題を、そのまま放置し、
パブリックコメントの意見だけを重要視すれば、
議会も、全体の奉仕者も、その役割が軽視されることになりますし、
有権者の声を代表できていない、選挙のどこに問題があるか、も
全体の奉仕者として行政が機能していないのは、なぜか、も
見過ごされてしまいます
パブリックコメントは、規制緩和のなかから、スタートしていたのですね
だから、私が、議員になった2003年当時と比べても、
行政が全体の奉仕者として機能しなくなり、
議会も、より、少数意見を尊重しなくなってきているのではないかと思います