大田区は、必要だから、便利になるから、安全や快適だから、
と言って、買い、造り、改修します。
人口に対しどのくらいが適正か、適正規模も
サービスに対し負担が妥当か、も
所得に対し税負担等が適正かも、も
物価の高騰で生活水準が下がらないか、も
検証していません。
便利や快適や安全というニーズからの需要で、公共需要が増えていくのは不思議です。
増えても増えても、私たちはちっとも安心出来いないのですから、公共の意義を果たしていないのでしょう。
だから、
●大森北一丁目開発:大森複合施設
かつての入新井出張所と図書館の土地を大森北一丁目の土地と交換しても、50年間貸し出し、
●羽田空港跡地
羽田空港跡地を、買っても、貸し出し、
●社協ビル
何に使うかわからない社会福祉協議会の入っているビルの使用していない部分も買ったり、
します。
大田区は、公民連携で、民間企業と相談して、課題解決するので、
課題があれば、何でも公共需要になってしまいます
しかも、民間企業などは、そこでお金儲けをしても構いませんから、
「良いこと」をすれば、そこで、確実にお金儲けができて、私たちの税金が誰かの利益に使われてしまうこともあります。
多くの区民が、
・必死に働き、
・ビジネスチャンスを探し、
・見つからなくてもがき、
・リスクをとって利益を得ようとしている時に、
区と相談して、お金儲けできれば、リスクをとらなくて良いので
こんなに良いことはありません。
だから、大田区の公共インフラは、増え続けるのだと思います。
不思議なことに、
買う一方で、借りたりもします。
●大森北一丁目開発後の複合施設は
出張所と図書館と集会室と駐輪場のために床を借りています
●旧池上図書館は借りるより買ったほうが安いと言って買ったのに
今は駅ビルの床を借りて図書館を移転させました
●羽田空港跡地も土地を買って土地貸し出し
できた民間ビルの床を借りてピオパークを運営しています
公共需要と言いながら、実は、民間需要を公民連携で公共需要と言う名前をつけて、
税金を使っているのだと思います。